2006年5月 3日 (水曜日)

コロコロ変わる天気

昨日は夏日の好天、今日は肌寒く雷雨まで。最近の天気は極端に変わります。雷雨の最中、庭の緑が綺麗なので撮ってみました。
カエデや柿、桜や水仙の葉が茂みを作り、花の類が一段落して庭は緑一色です。ツツジやサツキが蕾をつけてもう直ぐ赤や紫に染まる直前の庭です。

雷雨

そんなお天気同様に世界の、日本の経済の動きは理解できない。
昨日の朝刊はアメリカの経済学者ガルブレイス氏の死去を伝えてました。氏は「不確実性の時代」の到来を予測したり、市場任せの経済運営ではなく大企業に対し一定の統制が必要と唱えた方です。日本の経済成長至上主義にも警鐘を鳴らしました。小泉さんの登場で良くも悪くも経済の自由化と拡大の路線は膨張を続け、どんな層のどれだけの人がハッピーになったかの検証もされぬまま、デフレからの脱却を喜んでいるのが日本の現状です。
これだけ物が行き渡り、それ以上に物が生産され、これでもかこれでもかと手を替え品を変えて物が販売される。一方、生産はコンピュータ化されロボット化され正規労働力(正社員)の需要は減りつづける。無駄な買い物を拡大しない限り物は売れず、お金は廻らず景気は悪化する。ならばと消費者を増やす為に少子化対策が緊急課題として取り上げられる。環境問題、省資源対策が叫ばれる中で。

社会の進む方向が、何か、良く分からない。これまでの理論を全て投げ捨て、地域の個別の文化や美しい山野が生き延びられる、新しい経済理論が出て来ないものか。

新緑の庭
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