2006年10月15日 (日曜日)

初めての尾瀬 その3

山歩きになれていない方が泊まるには尾瀬沼ヒュッテ(桧枝岐村営)はいいかも知れない。まず相部屋がない。お風呂も石鹸、シャンプーは使えないがゆったりしている。トイレもシャワレットだ。食事もご飯、お味噌汁がお代わりできる。



寝る時間が早いので早起きだ。外が白み始めた5時にヒュッテを出て朝食の6時半まで大江湿原や沼畔を歩いた。

霞の漂う大江湿原や水面から靄の立つ尾瀬沼が幻想的で美しい。ここも薄っすらと霜が降りていた。



大江湿原の早朝

食事を済ませ、身支度して7時半頃にヒュッテを立った。今日は沼山峠を越えて帰途につくだけなので時間はゆっくりだ。

大江湿原では木道の反対側の丘にある平野家の墓に参った。尾瀬を拓き長蔵小屋で多くの登山者を迎えた平野長蔵氏や長英・靖子夫妻の墓に感謝の手を合わせた。



曇り空、峠に近づくとパラパラと雨が落ちてきたが本降りとはならず、ゆっくりゆっくりと峠を目指す。峠の展望台で尾瀬沼を見下ろし、沼に別れを告げる。後は沼山峠休憩所までの下りだ。山歩きの嫌いだった連れも何とか3日間歩き通し、尾瀬の美しさに魅了され、今ではすっかりハイキング好きになってしまったようだ。



沼山峠



10時前のお客の少ないシャトルバスで、ブナ平の紅葉を楽しみながら御池に出る。着替えを済ませ、連れは職場へのお土産を買い込む。11時には尾瀬沼ヒュッテでもらったコインで駐車場を出て、紅葉のトンネルの中を下る。途中モーカケの滝の駐車場に車を止め歩いて3分の展望台から滝を見る。後は国道352号線、国道400号線、東北自動車道、中央環状、東関道と乗り継いで、途中昼食や休憩を摂りながらも17時過ぎに自宅に戻った。



やっぱり尾瀬は良かった。兎に角、美しい。多くの方々の努力で自然が残っている。いつまでもこの自然が残って欲しいものだし、又守らなくてはならない。

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