2007年2月11日 (日曜日)

雪の無い冬

都心に雪なし 過去130年で最も遅い記録の更新が確実(朝日新聞) - goo ニュース



昨年は千葉でも1月21日に雪が結構積もりました。それに、例年一冬に1、2回は雪が降ったように思います。それと比較すると今年は異常ですね。エルニーニョの影響と言われていますが、確実に温暖化が進んでいるのでしょうか。

(昨年の雪景色)

冬の華


凛とした冬の寒さと枯野を覆い隠す雪景色、寒さとポカポカ陽気を繰り返しながら草木が一斉に芽吹く待ちわびた春、気だるさの中に雨に濡れた緑が美しい蒸し暑い夏、程よい冷気と鮮やかな紅葉が却って侘しさを感じさせる秋...と日本の四季は美しくそして世の無常を演出するものです。

雪もなく水も凍らぬ暖かい冬、ダラダラと変化の少ない気温と狂い咲きの草花、彩の無い紅葉、こんな亜熱帯の気候になってしまっては、日本人の気質も変わって行くのでしょう。



女性はもっともっと消費者を再生産しないと将来の日本経済は持たないよ。農林業じゃ日本は食っていけないよ、工業製品の輸出を増やすには代わりに農産物の輸入自由化をしないと。京都議定書?そんな先のことより目の前のコストを下げないと競争に勝てないよ、企業減税をして代わりに定率減税を廃止しよう。過労死、残業規制?それは自己管理の問題でしょ。規制緩和で需要を喚起しないと、代わりに民営化と天下り規制緩和で行き先を確保しないと自分達の旨みがないね。国際化の時代だよ、政務調査費を増やしてもっと勉強しないと。政官学民の勝ち組が一体となって改革の旨みを。。。そして小国日本は成長を続ける。



尾瀬ブナ平の紅葉



IPCCの報告に関するニュースによれば、温暖化も生態系の頂点に立つ「考える葦」のなせる業のようです。これも文明発展の一過程なのでしょうか。物言わぬ動植物や日々を生きる人間には、緊急課題と言われる温暖化防止と国々の重点施策との関係は???

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