2008年7月20日 (日曜日)

ハス祭り

美しい花弁

昨日は古代ハスの発掘・発見を記念した地元のお祭り"ハス祭り"の観蓮会に出掛けました。カメラを始めてから毎年のように出掛けているのですが、肝心の東大緑地植物実験所の移転が計画されており今年が見納めとなるかも知れない。

実験所や古代ハスが発掘されたお隣の東大グランドは普段は施錠され入れませんが、この日だけは一般に開放されます。朝5時開門でしたがちょっと朝寝坊、30分遅れで到着すると凄い人出です。年々盛んになってきている為か、今年が最後になるかも知れないと言うことなのか、朝5時半というのに続々と人がやってきます。

艶やかな花芯

門の入り口では古代ハス(大賀ハス)の故郷である実験所の存続・保存を求める署名活動が行われていました。今や大学は企業経営を求められる身で売れない贅肉を落とすのに必死。一方千葉市は起債に許可を必要とする全国有数の栄えある借金自治体。箱物のように土建業を潤おすことの無い実験所にお金を投入するなんて千葉市の議員さんには考えられないこととは思うが、箱物やつまらないイベントはいらない、美しい植物は残して欲しいと思い署名した。

美しいハスたち

観蓮会開場では恒例となっているものだが、ハスの葉っぱから注いだお酒を茎を通して飲む象牙杯と呼ばれる催しや、ハスの販売、各種団体の出店などが設けられ、古代ハスの歴史の展示も行われている。その人垣をくぐり抜け更に林を抜けるとハス田が在る。ここも既に人で溢れていた。
朝の光の中を逆光・半逆光となるポジションを選びながらマクロ・レンズで場内を半周。望遠レンズに差し替えて逆コースでハス田の入り口に戻る頃には陽射しも強くなり、既に7時半になっていた。夢中で撮っていたのだろう、時間の経つのは早い。ハス田の混雑は益々激しくなってきている。ハス田の入り口横に設けられた茶席を横目に、携帯で連れと落ち合いハス田を後にした。

朝露に濡れるハス

最近の写真集に「色香漂う」と題して12枚の写真をアップしました。併せてご覧ください。

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