2009年11月 3日 (火曜日)

農への関心

バッタ

有機野菜を毎週届けていただいてる佐倉市の農家からお誘いがあって購入者の集まりに参加しました。畑や農作物の説明があって、集まった購入者も加わっての昼のご馳走作り、そして晴れ渡った空の下での大勢での昼食と、秋の一日を楽しんできました。最近はご無沙汰で久しぶりの参加でしたが、有機野菜への関心が高まっているのでしょう、購入者も増え盛況でした。

ブドウ

偶には虫さんも一緒に配達される見た目に拘らない季節ものの有機野菜。化学薬品や化学肥料に頼らない農法ですので手間は大変ですし、自然と共生しているので季節外れ、地域外の野菜が採れるわけでもありません。今のグローバル経済原理からは程遠い生産活動、いやグローバル化の犠牲になっている日本農業の原点でしょうか。

スイセン

アレルギーを持つ子供の子育て、病気をされた方の健康回復など購入者からのお話がありましたが、何より、誰が、どこで、どんな風に作った野菜なのかが分かっている信頼関係は大きいものがあります。そして自然との共生と闘い。環境問題が声高に言われる現代において、人間の知恵、科学の原点がここに在るように思われます。

今回の集いで印象的だったのは、この農家に寄宿し研修を積む若者が増えていることです。昔は農家の子弟が一人二人と研修で来ていましたが、今では勤め人の子供たちを含めて多くの若者が将来の起農の夢を持って参画していました。

柿

化学薬品に頼らない安全な食品、食料自給率の改善、そして自然との共生による環境対策等々グローバル化の進む世界で多くの難問に立ち向かう若者にエールを送りたいと思います。

pocket このエントリーをはてなブックマークに追加 ブログランキング 花 にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ

関連するブログ記事

去年の今頃は

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.mizunara.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/531

コメントする

閲覧ありがとうございました