法事で帰省
母の一周忌で帰省してました。突然の死から葬儀、七日毎の法要と四十九日、百か日、初盆、彼岸、一周忌と済ませてこれで１年間の喪も明け平常の生活に戻ります。その間に東日本大震災が在って何かと慌しく気の重い１年間でした。
実家の庭ではこの夏に上半分を切り倒した柿木に絡まったウマブドウ（学名：ノブドウ）が真っ赤に色付いていました。裏庭のフェンス１０メートルに亙ってビッシリと実をつけたウマブドウは親戚の者で分けあって薬草として焼酎漬けにしてました。
帰省の前半は曇ったり晴れたり雨風が強まったりで寒暖の差の激しい愚図ついた天気でした。幸いにも雨にはならずに無事法事が終わった夕方には黒い雲が空を覆う中に夕日が射してお隣の木々が真っ赤に焼けました。
青空の広がった法事翌日の庭では、ナンテンや
ウマブドウが、真っ赤な色を見せていました。
千葉に戻る日は快晴、そして道沿いの那珂川には濃い霧が発生していました。秋の山里に朝日に輝く川霧となると寄り道したくなります。塩原の山間を源流とする箒川が那珂川に合流する直前の川原、そして川霧の名所茂木町の大瀬地区に車を回して秋の里山の風景を楽しみました。途中、那須烏山市の那珂川にも寄ろうとしましたが周りの風景が何も見えない程の霧の濃さで断念しました。
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