南城市知念の海　2016.07.13撮影

いつもは春や秋の比較的空いている時期に訪ねていた沖縄ですが、今回は初めて７月中旬の暑い盛りに行ってみました。そして行先も那覇からバスに揺られて１時間以上の本島南部東側の南城市。お目当てはその沖合に浮かぶ島「久高島」です。

女房がかねてからずっと行ってみたいと言っていた神の島「久高島」。そして私は初めての久高島を海越しに望む聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に絞ってゆったりとした旅程で行くことにしたのでレンタカーは借りずバスで行くことにしました。那覇市内ではノロノロと走っていた路線バスも市外に出るとスピードも上がり、途中、バス会社（東陽バス）本社前でバスを乗り換えることになりますが約１時間ちょっとで斎場御嶽バス停に到着。後は宿の車に出迎えてもらいました。宿は斎場御嶽近くの南城市地域物産館から見下ろす海沿いに建つ小さなペンションをとりました。

撮影日　２０１６年７月１３日～１５日
撮影地　沖縄県南城市／斎場御嶽周辺と久高島、沖縄県那覇市／首里城

琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき」と、琉球民族の祖アマミキヨが降り立った島とされる神の島「久高島」を訪ねました。その帰路、琉球王国の王府首里城にも立ち寄りました。
斎場御嶽は勿論ですが、久高島ではいたる所に聖域とされる場所が在りました。地元の方々が深々と首を垂れ長い時間祈りを捧げているのを見ると、よそ者の観光客が聖なる場所に向けてむやみにシャッターを切るのが躊躇われました。

梅雨の明けた沖縄は滞在した４日間を通してカンカン照りの暑い日が続きました。
朝早く目覚めて宿のベランダに出ると満点の星、そして明るみが増すと鳥の囀りと潮騒の音が心地よく、久高島を見渡せる海からは真っ赤な朝日が昇ってきました。
久高島に渡ると平たい島で陽を遮るものがなく真面に日光にさらされながら自転車を繰って３時間かけて島を巡ってきました。島から戻って斎場御嶽の見学。ここでも強い日差しに晒されてクタクタでした。

最終日は飛行機の時刻まで時間があったので首里城を巡ってきました。３回目の訪問でしたが初めて見るものが在ったりして楽しめました。

（参考サイト）
南城市　世界文化遺産 斎場御嶽
沖縄情報IMA　久高島
島の散歩　久高島