| 新作 |
| 深まる秋 |
| 会津・駒止湿原 |
| 2007.10.22撮影 |
木々が色付き出したとの報せを聞いて出掛けた駒止湿原はもう晩秋の装いでした。草紅葉は色を濃くし、木々も茶葉を纏い、華やかさを残しながらも厳しい冬を前に秋の弱い光を懸命に受けているようにも思えました。
朝6時頃に田島側駐車場に到着。既に2台の先陣がおりましたが湿原はひっそりとして音は鳥のさえずりだけです。最初の湿原・大谷地では、昇り始めた陽を受けて木々が草紅葉に陰影を作り深まる秋を感じさせます。弱い朝の光の中で地味な華やぎを見せていました。
白樺谷地、水無谷地と進むと広い草紅葉の果てには色づいた林が並び、空には様々な雲が流れて行きます。白樺谷地では先行したカメラマンのグループ2組と静かな挨拶を交わしてすれ違いました。最奥の水無谷地には誰も居ません。カラスだけが私の離れた隙にザックを狙って寄ってきました。枯れたコバイケイソウが球になった花の残骸をつけたまま林立しています。唐松のテッペンに掛かった太陽が後光のように輝いています。すじ雲やうろこ状の雲が次々と流れていきます。しばらく一人だけで湿原の晩秋を楽しみました。
太陽が大分高くなった10時頃に湿原を後にしました。この広い湿原で出会ったのは、カメラマンのグループ2組6名、女性グループ1組3名、男女のグループ1組5名、夫婦連れ2組、単独行1名でした。 |
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