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2011年6月28日 (火曜日)

海外への旅

私にとって海外に出るのは結構覚悟がいる。漬物、醤油、和風料理、ご飯に慣れた胃袋はそうそう乳製品や香辛料いっぱいの料理やパン食に馴染んでくれない。10時間も禁煙を続けるのもつらい。それでも異文化や美しい自然風景を見せつけられると興味をそそられる。旅程を組み、宿の手配、乗り物の手配、衣服・小物の買い物と忙しく準備をすることで心の方も徐々に準備をしていく。現地では黙々と歩き回って言葉のハンデを補いそれなりに楽しんでいる。

2007年11月27日 (火曜日)

南トスカーナの田舎を巡る-4

南トスカーナの3日目は夜半から冷たい小雨模様。アグリ前の風景も雨で霞み見通しが利かない。

今日は午後から小さな村々を巡る予定だが、雨の中をカメラバックを担いで移動するのは大変になりそうだ。

ルチアさんは今日も大きなケーキを焼いてくれた。美味しいので日本での朝以上に食べてしまう。



丘の上の小さな村

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2007年11月26日 (月曜日)

南トスカーナの田舎を巡る-3

アグリでの1泊目の夜が明ける。6時にセットした携帯の目覚ましを待たずに4時半に目が覚めてしまった。

暖房の無い部屋でも寝ていて寒さを感じなかった。何故だろうとレンガ造りの床に触ってみると生暖かい。一度温まった石造りの家はなかなか冷めないようだ。

外に出てみると東の空が赤く染まっている。少し雲はあるが、一日中オルチャ渓谷を巡る予定の今日が晴れてくれたのは有り難い。



(早朝のアグリ前の風景)

アグリの夜明け

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2007年11月25日 (日曜日)

南トスカーナの田舎を巡る-2

世界遺産が40も在るイタリア。今回の旅はその内の3つを廻りました。

トスカーナ州シエナ県の「オルチャ渓谷」と「ピエンツァの町」、そしてお隣のウンブリア州の「アッシジ」です。

11月11日にローマに前泊し12日にイタリア国鉄でキウージ・キャンチャーノ・テルメ駅に出て、ともこ・いのうえさんに出迎えていただきました。日本でチケット・レスの予約を取っていたのでローマ・テルミニ駅からの乗車はスムーズでした。インターネットのお蔭でホテルの予約から鉄道の予約まで本当に便利になりました。(イタリア国鉄のインターネット予約や切符の購入・乗車については後日まとめてみたいと思います)



ともこさんの車で、途中モンテプルチャーノのスーパーでお昼の食材や水を購入しアグリに到着。アグリのルチアさんを始め、おじいちゃん、おばあちゃんの出迎えを受けました、2階の窓からは大おばあちゃんが手を振って出迎えてくれました。3泊4日の短い滞在ですが、心安らぐアグリ滞在のスタートでした。

そして、案内されたアグリの前には美しい晩秋の風景が拡がっていました。



アグリ前に拡がる秋の風景

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2007年11月24日 (土曜日)

南トスカーナの田舎を巡る

NHK「世界遺産の旅」の番組を観て行きたいと思っていたイタリア・南トスカーナ地方の田舎を今月中旬に巡ってきました。番組の撮影時期は菜の花の咲く華やかな春。この11月中旬で色のあるものと言えばブドウの黄葉や紅葉となりちょっと寂しげな風景ではあったが、種蒔を控えて耕された農地のグラデーションとトスカーナを象徴する糸杉の並木、そして自然風景に溶け込むように点在する家々や丘の上の小さな町が見せる広大な風景は美しく印象に残るものでした。

地理が頭に入っていない状況で走りに走った記憶を呼び戻しながら、何回かに別けて旅の模様を綴ってみます。

併せて、言葉も現地事情も分からず出掛けた私達夫婦にとって、大変心強く且つお世話になった現地の方々の紹介や、イタリアを個人で旅行する上で便利であった情報をお知らせしたいと思います。



(モンテプルチャーノ郊外のブドウ畑)

モンテプルチャーノ郊外のブドウ畑

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