傘差して 2013.06.21撮影
千葉公園のハス池で大賀ハスが見頃になっていると聞いて今朝6時に行ってみました。朝早いのにカメラマンや花の愛好家がたくさん来ていました。
大賀ハスは1951年3月30日に植物学者大賀一郎博士と共に花見川下流の湿地帯(現在は千葉市花見川区に在る東大総合グランド)での発掘作業に携わっていた女子中学生が発見した一粒の種から博士が発芽に成功し翌年花を咲かせたものが起源となっています。種の上層で発見された丸木舟のカヤの木をシカゴ大学が年代測定した結果今から2000年も前の弥生時代以前のものと判定され古代ハスとも呼ばれています。その由縁もあってオオガハスは千葉市の花に制定されています。毎年7月には東大グランド横の東大院付属の緑地植物実験所(廃止予定)でハス祭りが催されています。
見頃となった古代ハス 2013.06.21撮影
いつもだと月末に向けて花数が増えるようですが、今年は先の19日の暴風で花数が減ってしまったようです。
花の愛好家が集う朝 2013.06.21撮影
ハス池への入口は蓮華亭と呼ばれる東屋になっています。今にも降り出しそうな平日の早朝なのにたくさんの人がハスの花を楽しんでました。
古代のロマン 2013.06.21撮影
ハス祭りの開かれる東大緑地植物実験所では世界各地のハスの花が栽培されていて色とりどりのハスが楽しめます。その中にあってオオガハスは艶やかなピンク一色、簿明の中で楽しむのが一番のようです。
千葉公園のハス池は7月7日まで早朝6時から開放されています。併せて千葉競輪場の第1駐車場が6時から10時まで開放されています。
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