早起きして
今日は毎年恒例のハス祭り・観蓮会に行ってきました。この地で1951年に古代ハスの種が発掘され発芽・開花に成功したことを記念して1967年から始まり既に46回目を迎えたそうです。
6時半頃に旧東大緑地植物実験所に着くと既に多くの人が来ていました。陽も大分上がって光が煩くなりつつあります。花を撮るにはちょっと遅かったかな~、PLフィルターをつけないと反射がきついです。
国立大学の独立行政法人化が進み東大緑地植物実験所も集約・移転となり、ハス見本園も縮小されて寂しくなりました。
地元では移転反対の運動も起こりましたが、産学協同、独立採算、経費削減の進む中ではそれも叶わず、ハスの見本園の一部をボランティア組織の「大賀ハスのふるさとの会」が維持を引き継いで2回目の観蓮会となりました。
昨年まで在ったもう一つの区画は移転してしまったのか草ぼうぼうで荒れ果てていました。
こんもりと樹木の生い茂る山一つを占めていた実験所は売りに出されています。売却が成立すると観蓮会も出来なくなるのでしょうか。ちょっと寂しい話です。
実験所のような文化的な遺産や近所の休耕地となった農地が荒れ果てる一方、実験所隣のグランドの広大なゴルフコースは芝生が青々とし、きれいに刈り込まれて美しい起伏を見せていました。
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