2013年7月16日 (火曜日)

複雑な気持ち

キンレンカ真夏の光 2013.07.13撮影

真夏の光を浴びてキンレンカ(金蓮花)が鮮やかなオレンジ色に輝いています。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれ、ノウゼンカズラに似た花と蓮に似た葉を持ちます。ノウゼンハレン科キンレンカ属。
通称でナスタチュウムとも呼ばれますが、それはアブラナ科オランダガラシ属に別の植物が在ります。

一昨日の新聞折込でやっと参議院選挙の公報が配布されました。さて、誰が、どの政党が自分の願いに近いのか。。。
とは言っても候補者の公約ほど当てにならないものはない、、、と言うのが50年近く投票してきた者、先の民主党政権に裏切られた者の感想ではあるのですが。

キンレンカ横顔は 2013.07.15撮影

参院選での私の最低の判断基準は誰のために政治を行うのか、衆議院の監視役として民主主義を守る倫理観、教養・哲学を持った人・党なのか、です。特定の組織や地域の利益代表では困ります。KYでも結構、しっかりとした倫理観と哲学を持った人であれば。

コバギボウシやっと一輪 2013.07.15撮影

その上で公約、それも党の公約。候補者の公約は党の政策で簡単にひっくり返ってしまいますから。無所属ならその人のこれまでの行動になるのでしょうか。
そして私の願い、脱原発、憲法改正阻止、TPP阻止(脱グローバリズム)です。

モントブレチア木漏れ日 2013.07.11撮影

特にベールに包まれたままで公約とされるTPPは心配です。TPPは条約です。国内法より上位に機能します。それも一分野に限らない広範な分野に跨るものです。問題が出る度に税金を使って損害を受けた産業を手当てすることしかできません。そんな状態では国家財政は益々硬直化して行くことでしょう。TPPで利益を出す経済界が自ら税金を差し出すなんて考えられないでしょうから、赤字は国民負担ということでしょう。雇用カット、給与水準切り下げ、年金支給カットが目に見えている上にです。下手をすると政策の手足を縛られて国内政治が機能しなくなりギリシャ同様の事態に陥ることだって考えられます。

原発も憲法問題も社会福祉問題も、そして日常のギスギスした世の中の現象も、全て世界的な潮流、グローバリズムと連動しているように思えます。この泥沼からどうやって抜け出すか? 政治はそちらを向いて試行錯誤して欲しいものです。道のりは長く険しいものでしょうが。

その願いから考えると、自民・公明の与党は論外で、維新、みんな、党内が割れている民主も該当外となります。生活は微妙でTPP反対のグローバリズムは賛成で揺れてます。さて、どうする? 困ったものです。

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