桜旅 茨城県北部-2
大子町の中心街から外れて国道461号線を常陸太田市方面に進み小生瀬地区で山道に入ると小生瀬地蔵桜の駐車場の看板が建ってました。車を停めて山道を歩いて行くと「小生瀬地蔵桜」が立っておりその横にはお堂が在りました。こちら側から見た桜はクラゲ型の小振りな枝垂桜に見えます。桜の立つ敷地の先は急な斜面となって小生瀬の町並みに落ち込んでいます。急な階段を下りて行くと小さな駐車場が在って、そこから桜を見上げると大きく枝を拡げたV字型の大桜に見えます。表と裏では全く形の違った桜です。町並み側の表からだと電柱、電灯など障害物だらけで構図が難しいですが桜の形としてはこちらの方がいい感じです。それに裏から(山側から)入ると駐車場から桜まで結構山道を歩かされます。
小生瀬から北上し「外大野しだれ桜」に行ってみました。着いて直ぐに撮りながら桜に近づいて行くとどんどん空は厚い雲で覆われてしまいました。しばらく待っても雲はとれそうもないので早々に移動することにしました。
外大野しだれ桜の手前から山道を入って沓掛峠に出てみると山桜が満開でした。峠のカーブ付近で何枚か撮った後山裾に付けられた遊歩道を登って上から峠を見下ろせる場所に移動してみました。山裾の中段に在る山桜はまだチラホラで、それより上の桜はつぼみのままです。ちょっとの高度差で随分と違うものです。相変わらず陽は雲に隠れたままで30分以上待たされてやっと光が射した所で何枚か撮って峠を降りました。街や里の桜は全て来るのが遅かった感がありましたが、ここはまだつぼみの桜があったりしてちょっと早かったようです。
次は山道を辿ってお隣常陸太田市里川の「七反のしだれ桜」に向かいました。数年前に来た時はまだつぼみで花を見れず仕舞いで次回はと思っていた桜です。桜の開花の早かった今年ならと思って訪ねたのですがやっぱり駄目でした。
帰り道、国道349号線から国道461号線に出ようと県道22号線を走っていると「大子ふれあい牧場」の案内板がみえたので寄ってみました。大きな駐車場に車を入れて周りを見渡すと牧場のあちこちで山桜がピンクに染まっています。駐車場を出て直ぐのとっつきの遊歩道を登って牧場の稜線を一回りしました。その間約30分。牧場の全景が見えて見晴らしも良く、山桜も丁度見頃といった感じです。でもこの広~い牧場に来ているのは私一人。気分は最高!その間春の陽が隠れることもなく降り注いでいました。 駐車場に戻ると共に空は雲に覆われてしまいました。丁度いいタイミングで牧場に来たようです。ラッキー
後は朝来た道を辿って実家に戻るだけ。そして翌日千葉に戻りました。
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