Twitter Cardsに四苦八苦
全天が雲に覆われてメリハリの無いでれ~っとした梅雨の一日になってます。こんな日はの~んびりとした気持ちで過ごせばいいのでしょうが何故か気がせかせかしてしまいます。
最近、っと言っても昨年の夏からサービスは始まっているようですが、Twitterのつぶやきの下にWEBサイトの情報が挿入された投稿を見ることが多くなりました。調べるとTwitter Cardsと呼ばれるTwitterのサービスだそうです。試しに当サイトにも適用してみたのですが、どうにもその動きが不可解で四苦八苦しています。
知ったきっかけは、先に記事にしたOGPのValidationエラーの件でWHATWG wikiのMetaExtensionsのリストを見ていてtwitter:cardなるものが記載されていたからです。
Twitter Cardsに関するTwitterのサイトを見ると設定は極めて単純です。WEBサイトのmetaタグで7種類あるカードの種別を指定した上で同様にmetaタグで必要な情報を記述するだけです。ほとんどの情報はOGPと重なる内容で一部はOGPの記述が有れば省けるようです。
WEBサイトの設定が終わったらTwitterのCards ValidatorにWEBサイトを読み込ませて設定内容のチェックを受けた上で利用申請を行います。結果はメールで直ぐに返事があってready状態になります。WEBサイトの設定に間違いがあればメールでその旨指摘があるので修正して再度申請します。
問題はそれから。readyとなっても自分のつぶやきになかなか反映されません。最初はphoto cardで申請したのですが反映されず、痺れを切らして次はsummary cardで申請しても駄目でした。所用で中断して放って置いたらいつの間にかsummary cardが反映されていました。しかもmetaタグでcard指定していない記事にも反映されてます。どうやらドメインの中で一つでもcard指定があれば(或いは申請時点でドメインを掴み)、つぶやきの中にそのドメインのURLが含まれると指定したcardが付加されてしまうようです。と言うことは記事毎にcardの有無を指定したり、異なったcard種別にしたりは出来ないのかな? それだとmetaタグの意味は?
summary cardではフォト・サイトとしては面白くないので、次にはsummary_large_imageタイプの指定をしてみました。所が半日以上経っても付加されるcardタイプはsummary cardのままです。これらの動きを見ると、どうもWEBサイトのmetaタグをいちいち読み解いてcardを作るのではなく申請内容でcardを作る、それも電子的に行っているのではなく何らかの人手が介在しているようにも思われます。重ねてmetaタグの意味は?
短文のつぶやきが売りのTwitterですが、それだけでは企業ユースに応えられない、他のSNSと情報収集力や広告収入で競争できないと考えた結果がTwitter Cardsなのでしょうが、今後どうTwitterが事業展開して行くのか興味津々です。論理展開できない短文文化(まとめサイトが林立していますがこれって変な話ですよね~。人には起こした文章を行ったり来たりしながら思考を深める、自分の自己矛盾を見つめるような所が在って、それにはWEBサイトやブログの方がよっぽど適しているのに、敢えてTwitterで論理展開しているのってどうなんでしょう。)がどう生き残っていくのか。
それにしてもTwitter Cardsの動きは不可解。これも、W3CのOGP(Facebook)
に関する取り扱い同様しばらく様子見です。
余談ですがFacebookのOGPタグのDebuggerではW3Cの勧告とは関係無くproperty metaタグでチェックされます(name Attributeではタグが違うよって)。MSが過去そうだったようにIT業界では落ち目にならないとなかなか標準化には協力しないのが常識のようです。
PS)2013.07.02追加
いくつかの投稿を試みて少しだけ分ってきました。
- Twitter Cardsの申請をするとドメイン全体が対象になる。
- Cardの種類を指定した記事はその指定に基づいてCardが編集される。
- Cardの種類を指定していない記事はsummaryで編集される。(Card種別のdefaultはsummary。従ってCard無しには出来ない?)
- 当サイトでCardが出来ないケースは当サイト固有の問題と思われる。
Blog記事の公開と同時にpluginを使ってTwitterに投稿している処理でOAuth認証が他の認証手続きとconflictしてる可能性がある。
これは難題、困った~。
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