2023年4月14日 (金曜日)

意図せずにオーバークロック

シャガ木漏れ日当たる 2023.04.01撮影

風の強い日が続いています。加えて黄砂ということできょうも洗濯物は部屋干しです。

新しいパソコンは表面上は問題なく使えてはいるのですがいくつかの問題を抱えていてネットで検索しながら手探りで修正を加えています。

シャガ今年も沢山の花をつけました 2023.04.01撮影

パソコンの状態を表示してくれるツール「CPUZ」や「HWInfo」を見ててずっと気になっていたメモリとCPUの動作速度の問題について、昨日になってやっと納得できる解決をみました。

シャガ毎年裏庭の一角がシャガの花園に 2023.04.05撮影

購入したマザーボードがINTEL第13世代CPUに対応したGIGABYTE製のZ790M AORUS ELETE AXという製品なのですが、その型番の通りINTELのZシリーズのチップ・セットが使われています。最近になって知ったのですが、このZシリーズはKなしの型番のCPUを使っていてもオーバークロックができるものなんだそうです。新しいパソコンを組むに当たってオーバークロックの意図は無かったのでKなしCPUを購入しましたが、マザーボードに関しては偶々他の項目の仕様が気に入ってZ、B、Hのシリーズの区別など考慮せずに購入したものです。併せてこのマザーボードの適合リストから選んで購入したメモリはDDR-5の5600MHz対応のものでした。

オーバークロックとはCPUの動作クロックを上げるものと考えていたので、CPUとは関係なくメモリの動作速度を5600MHzにするにはどうしたらよいのかを調べていました。というのはBIOSの表示では4800MHzと出るし前記のツール類でも5600MHzの表示はされないからです。
ネットで調べているとBIOSの項目に「Extream Memory Profile」の項目が在って予めメモリには最適な動作設定が書き込まれている(SPD)のでそれをBIOSが読み込むことで安全にBIOSの設定を行うことが出来ると在りました。
BIOSでその項目をクリックするとProfile1としてメモリの仕様通りの設定値が表示されました。そこで今までのautoからProfile1に設定値を変えてやるだけでメモリの動作速度を変更することが出来ました。

次はCPUの設定なのですが、前述のツール類をみているとPL1(Power Limit 1)とPL2(Power Limit 2)の値が4095Wになっています。使っているCPU i7-13700の規定値ではPL1(TDP:Thermal Design Powerと同じ値)は65W、PL2は219Wのはずなのに規制がかかっていない設定になっています。ここでZシリーズのオーバークロックの扱いの件を知ることになりました。ネットを調べるとそのままでも大きな問題はないが規定以上の電圧や発熱でCPUやメモリやマザーボードを傷めて寿命を縮めるので性能は少し下がるが規定値で使った方が良いとありました。私の場合はCPUの冷却は空冷を使っているのでなおさら規定値に設定することにしたいのですがその方法が分かりません。
処がKつきCPUとKなしCPUの性能の違いを説明するネット記事の中で一瞬ですがBIOSでPL1/PL2に関連する設定類をインテルの規定値に自動的に設定できる方法があるとの説明が在りました。これなら安全に変更できるはず、と思って、
BIOSの「Turbo Power Links」の項目をクリックすると「Intel POR」の値が出てきました。今までのautoからこの値に変更してやるとPL1/PL2の値がインテルの規定値に確かに変更されていました。

現在残っている問題は、前々回の記事で上げた「ローカルセキュリティ機関」の問題と、GIGABYTEのマザーボード付属のユーティリティ「GIGABYTE Control Center」がWindows11のメモリ整合性をオフにしないと立ち上がらないことの2点です。どちらもWindows11のデバイス セキュリティ機能に関係しているように思えるのですが確たる手掛かりが在りません。

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