那須の紅葉は雲の中
例年に比して那須山頂部の紅葉は10日も早く見頃を迎えているという。しかし10月に入って秋雨前線の停滞で晴れ間が出ない。そんな中、4日は貴重な晴れの予報。それっとばかりに那須に向かった。
実家を朝2時半に出発し峠の茶屋駐車場に着いたのは3時半頃。凄い、真っ暗闇の大きな駐車場を空きを探して奥に進むが満車状態。紅葉の見頃と1日だけの晴れ間ということで人々が殺到していた。何とか1台のスペースを探し当てて駐車、暫く車の中で時間を潰した。その後も次々と車が入ってくる。
駐車場に着いた頃には雲の隙間から星が見えたが4時半頃には全天雲に覆われてしまった。夜明けとともに雲が切れるのを期待して登山開始。30分程登った中の茶屋跡では赤く染まった朝日岳を狙って多くのカメラマンが三脚を立てて光が来るのを待っていた。それを横目にそのまま峰の茶屋に向かう。峰の茶屋は相変わらず風が強い。そして次々と雲が湧いて見通しが利かないままである。山頂から退却してきた人の話では山頂部は雪がチラついていたらしい。避難小屋の横で時間を潰すが日の出の時間になっても光は来ずじっとしていると寒い。
どんどん人が増えてくるので牛首まで歩を進めた。ここも雲の中。7時を過ぎても雲はとれない。晴れの予報はどうなったの?とボヤキが聞こえる。時々奥の三倉山の斜面には光が当たるが姥ヶ平は薄ボンヤリと見えるだけでそれも直ぐに雲に隠れてまったく見通しが利かなくなる。暫く粘ったが諦めて退却することにした。結局、薄雲のかかった姥ヶ平と日の出平の斜面など数枚撮影しただけとなった。
中の茶屋跡まで降りて、何箇所か場所を移しながら赤く染まった朝日岳を撮影した。ここは風が弱いので暫く粘ってみたがやはり雲はとれず終いだった。
写真は思うようには撮れず終いでしたが、1時間ばかり朝日岳や茶臼岳の斜面の紅葉を楽しんで下山しました。
山を降りると10時過ぎの峠の茶屋駐車場は益々大混雑となってました。そして道路は路上駐車の車で大渋滞。降りても降りても路上駐車の列は切れ目無く、ロープウェイ駅を過ぎても続き、結局、大丸の駐車場まで続いていました。ここから山を目指す人は大変だろうに。
修正・追加 2009.10.07
10月9~11日には那須高原地域へのマイカーの乗り入れ制限が行われるようです。詳しくは那須町公式ページ>スイッチ那須 を参照ください。
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