年々早まる桜の開花
少し寒さが戻って明日の早朝には例の南岸低気圧の通過に伴う雪の予報が出たりしてますがここ千葉では雪にはならないだろうと楽観視してますがさてどうでしょう?
さくらの満開となる時期が年々早まっています。桜と言えば昔々小学校に入学した際のクラス全員の記念写真が満開の桜の下だったのを鮮明に覚えています。今では3月中に満開になってしまいますので卒業式の写真になってしまいますね。
散歩の途中、強い風に大きく揺れるミモザの木が在りました。
ミモザの木の反対側には大きな枯れ木が天を突いています。この日も風が強かったです。
ここの処カレンダーのページ「暦と天気」のプログラムの修正(パッチ当て)に時間をとられています。数年前には旧暦の計算で同じような検証と修正を行っているのですが、同じような問題が二十四節気や雑節の日にちを求める際にも起こっていました。月や太陽が零時前後10分以内の微妙な時間に所定の位置に差し掛かる場合に軌道の計算式と実際とでは誤差が出てしまい暦に1日の狂いが発生してしまいます。月も地球も楕円軌道を動いていて微妙な揺らぎもあって観測データによる補正が必要となるようです。春分の日、秋分の日を決める上でも重要な役割を担う国立天文台が観測データと照らして予測し発表する「暦要項」がそうして次の年のカレンダーに使われているのですが、当カレンダーでもその集積データに合わせる作業が必要となっています。
PS)2024.03.12
下記、文章の変更と追加を行いました。
その作業の中で明治以降の歴要項を見ていると、大正12年から昭和19年にかけて表示項目が随分と抜け落ちています。*1
表示方法は違えども明治から大正11年までと昭和20年以降は二十四節気と雑節は全て網羅されているのにこの期間だけ抜けが在るのはどうしてなんでしょう。関東大震災、そしてアジア・太平洋への軍事進出から敗戦までの政治・戦争状況が影響してるんでしょうか。
もう一つ気づいたことは1873年(明治6年)に天保歴から西暦に改暦後の3年間、雑節の「入梅」の日付の設定が現在のものと違っていることです。従って補正の対象から除外しました。*2
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