2007年4月 5日 (木曜日)

春真っ盛りの東京であられ

4日は都心を横断し高尾まで行ってきました。

ここまで来ても住宅でビッシリと埋め尽くされ多摩の小高い山々の際まで家々が並んでいます。東京の町が恐ろしくでかいことを実感します。

お目当ては高尾駅近くの多摩森林科学園。国(独立行政法人・森林総合研究所)が運営する動植物の多様性・生態系の保全を研究する機関のようです。全国から多種多様のさくらの遺伝子を取り寄せ保全しているので、お花見も出来るだろうと出掛けてきました。

様々なさくらの花の競演を期待して来たのですが、葉桜から固い蕾のさくらまで正に多種多様、研究所らしい地味なお花見となりました。



多摩森林科学園

続きを読む・続きの写真を見る "春真っ盛りの東京であられ"

2007年3月31日 (土曜日)

お花見第三弾

前回の新宿御苑からの帰りに中央線沿線のさくらを見ると、28日の1日だけでも結構開花が進んだように思えました。30日から天気も下り坂のようなので29日に千鳥が淵に行ってみることにしました。



九段下に着くと晴れてはいますが風が強く低気圧の接近を思わせます。サクラは3分咲きから満開に近いものまで木によってバラつきがありました。



牛が淵

続きを読む・続きの写真を見る "お花見第三弾"

2007年3月30日 (金曜日)

お花見第二弾

28日には六義園と小石川後楽園の枝垂桜が満開というので観てきました。

昨年は29日に訪ねていますのでほぼ同時期に見頃を迎えたことになります。

この時期の六義園での見所はこの枝垂桜一本に限られるので桜の周りは人だかりです。二つの入場門で列をなしていた人がみな一本のさくらに集まるのですから大変なものです。



六義園の枝垂桜

続きを読む・続きの写真を見る "お花見第二弾"

2007年3月27日 (火曜日)

お花見第一弾

今年のさくら撮影の手始めは新宿御苑です。

靖国神社でのソメイヨシノ開花発表から5日が経っても見頃の報道が無く、いろいろネットで調べていると新宿御苑の早咲きの枝垂桜が13日には開花している様子。そう言えば昨年はソメイヨシノに合わせて行ったところ枝垂桜は終わっていたことを思い出して急遽26日の午前中に出掛けてみました。ポカポカ陽気の青空の下、今年初のお花見を楽しんできました。



ポカポカ陽気

続きを読む・続きの写真を見る "お花見第一弾"

2007年3月21日 (水曜日)

風が冷たい

用事で帰省し、合間の20日に那須に行ってきました。

那須岳ロープウェイが今日から運行を開始するとのニュースがあったので、用事を済ませてから出掛けてみました。この所の寒さと降雪で大丸温泉から先の道路脇や林には結構雪が積もっていましたが、ロープウェイ駅の前までの道路はきれいに除雪されていました。ロープウェイ駅の先は除雪中で、道路にも雪が残り、除雪された雪が1m以上の厚さで道路脇に積み上がっています。道路も登山道もスノーシューにアイゼンを着けないと歩けないような感じでした。



朝日岳

続きを読む・続きの写真を見る "風が冷たい"

2006年12月 8日 (金曜日)

梅ヶ瀬渓谷(養老渓谷)を訪ねる

房総半島の中央部は小高い山に囲まれた山里です。東京湾に注ぐ養老川が作り出す養老渓谷の一つ梅ヶ瀬渓谷を訪ねました。

暖かい房総の山々は遅くまで紅葉が楽しめる所ですが、ここの所の冷え込みで時期的には遅過ぎたようです。お目当ての日高邸跡の3本の大楓はすっかり葉を落とし晩秋の趣でした。葉を落とし苔むした老木と、渓谷の川筋や館跡一面に散ったもみじの落ち葉が、去り行く秋の風情を醸し出して反っていい感じでした。



日高邸跡の3本の大楓

続きを読む・続きの写真を見る "梅ヶ瀬渓谷(養老渓谷)を訪ねる"

2006年11月16日 (木曜日)

林業の里

10日に小学校の同窓会が塩原温泉であり帰省しました。8月末にも小学校入学時の同窓会があったのですが、今回は学区が分割され新設された卒業時の同窓会でした。新設学校でしたので不足する設備も多く、在学1年半でしたが、父兄を含めて手作りのような学校でしたので思い出も多く、同窓会も懐かしく楽しいものでした。



同窓会への往路では、高原山の紅葉を期待して矢板ICから県道56号線を通ってみましたが、時期遅く、雄飛の滝の在るスッカン沢周辺はすっかり葉を落としていました。高原山を下り塩原温泉街に入ると、周囲の山々は丁度紅葉の真っ最中でした。高速道路の渋滞もあり時間が少なく、翌朝に撮影しようとその日は真っ直ぐ宿に入ったのが失敗で、翌朝は早くから雷も鳴る雨となり、撮影を諦めて実家に直行となりました。



スッカン沢入り口

続きを読む・続きの写真を見る "林業の里"

2006年11月 1日 (水曜日)

秋を求めて南会津を訪ねる

真夏に初めて訪ねた時から気になっていた秋の南会津に行ってきました。

栃木県の塩原温泉から国道400号線で山を越えた所に在る南会津は、那須、塩原、日光のちょうど裏側に当たり、自然がまだまだ残った山間の地です。



尾頭トンネル、十王トンネルと県境の山を越え道の駅・田島に着くと、道の両側の山々が紅や黄色に染まり、これから先の旅への期待を高めてくれます。



道の駅・田島

続きを読む・続きの写真を見る "秋を求めて南会津を訪ねる"

2006年10月15日 (日曜日)

初めての尾瀬 その3

山歩きになれていない方が泊まるには尾瀬沼ヒュッテ(桧枝岐村営)はいいかも知れない。まず相部屋がない。お風呂も石鹸、シャンプーは使えないがゆったりしている。トイレもシャワレットだ。食事もご飯、お味噌汁がお代わりできる。



寝る時間が早いので早起きだ。外が白み始めた5時にヒュッテを出て朝食の6時半まで大江湿原や沼畔を歩いた。

霞の漂う大江湿原や水面から靄の立つ尾瀬沼が幻想的で美しい。ここも薄っすらと霜が降りていた。



大江湿原の早朝

続きを読む・続きの写真を見る "初めての尾瀬 その3"

初めての尾瀬 その2

尾瀬の1日目は中田代の夕焼け・小焼けで暮れ、竜宮小屋での山小屋宿泊です。連休終わりの日にも関わらず6畳部屋に6人の宿泊です。4人組みの登山仲間に、私と連れの6人がびっしりと敷き詰めた布団にもぐり込んで、山小屋の決まりで21時には消灯し就寝。眠れません、とても。

ウツラウツラしながらアラームをセットした携帯を見るとまだ0時。朝までは長い。3時を過ぎると廊下を行き来する足音が増えてきた。ガマンして布団の中でジッとしていたが、4時過ぎには布団から出て廊下で荷造りを始める。直ぐに連れも起きてきた。出立の準備をして小屋の玄関に出ると、既に大勢のカメラマンが出発の準備をしていた。外に出ると一面が霞で覆われ、霞んだ月の光が葉の落ちた木の枝を浮かび上がらせている。



霞む月

続きを読む・続きの写真を見る "初めての尾瀬 その2"