雲の中の那須紅葉
この11、12日は那須の紅葉を見てきました。ピンポイントの天気予報では早朝は晴れの予報でしたが2日間共雲の中でした。今年の那須の紅葉はいつに無く見事だっただけに、ウーン、残念。
それでも11日は9時を過ぎると雲の流れの合間に光が射し、午後には青空が覗くようになりました。そして12日は11時を過ぎて青空になりました。どちらも私が下山の時刻、悔しいですが今年は山に嫌われたようです。
11日夜半塩原のペンションを出る頃には満天の星空、ヨシヨシと車を走らせ山を越えると空は満天の雲、星一つ見えません。アレー! 下郷町の観音沼駐車場で休んだ後林道を走り大峠への登山口駐車場に5時半到着。暫く様子を見たが変化なし、雨にはならないと判断し6時に歩き出し鏡ヶ沼に着いたのは7時頃。沼は雲の中で少し離れた木立はシルエットでしか見えません。
それでも8時半頃には少しづつ対岸の色が見えるようになり撮影開始。その間の1時間半は霧雨の中でやる事も無くその辺を歩き回るだけ。寒~い!
11日はここ鏡ヶ沼をメインに撮ろうと思っていたので3時間も居座りました。しかし雲は次から次と流れてきます。10時を過ぎて大峠の稜線に出てみようと沼を後にしました。この登山道はロープを伝って急斜面を登る難所。前日の雨で斜面はスベリます。体力も無いのでフーフー言いながらやっと須立山への稜線に。そして大峠の稜線に出るまでがまたダラダラと坂道が続きます。前回もそうでしたが完全にバテバテ状態。大峠の稜線に立ったのは12時前。ここでも四方八方雲に覆われ展望利かず。ところが稜線から鏡ヶ沼を見下ろすピークまで来ると徐々に雲が切れ始め、見えました沼や須立山、そして前方の流石山、更に左方の那須の山々。相変わらず空は曇天でしたが。
そして大峠まで下ると待望の青空。遅いんだよねー。。。
次の日12日も朝早く宿を出て峠の茶屋駐車場へ。5時前に着くと駐車スペースの5割は埋まっていました。そして次々と車が入ってきます。空に星はない。暫く休んで登山開始。光の無い中で気になる風景を撮りながら7時前に峠の茶屋、8時頃姥ヶ平に到着。相変わらず次々と雲が流れている。雲の合間から時々射す陽の光を待ってシャッターを押す。
8時半を過ぎても青空が出ない。帰る時間を考えて戻ることにした。牛ヶ首に戻り宿で作ってもらった朝食を摂って休憩。更に中の茶屋跡まで戻って登りでやり過ごした真っ赤に染まった朝日岳を撮影。朝日岳も姥ヶ平も紅葉のピークは過ぎた感じでした。数日分遅かったようです。
そして11時に峠の茶屋駐車場に下りる。と、それまで雲に覆われていた空に青空が。オイオイそれはないぜ。
18時までには千葉に着きたい。恨めしく青空の朝日岳を眺めながら帰路に着く。道路は峠の茶屋とロープウェイの駐車場に入れない車の路駐で埋まりなかなか先に進ませてくれません。山の上の道路の大渋滞は大丸温泉の下まで続いていました。この道路、前回来た時は有料でしたが昨年から無料になったようです。知らなかった。
明日からまた外出。今回撮った写真のRAW現像は週末になりそうです。そうそうCFカードの写真をPCにコピーしようとしたら読み取り不可。20数枚はファイル修復を掛けても駄目でした。霧雨の中での撮影でカメラもおかしくなったようです。故障そして撮影不可とならなくて良かった。
コメントする